関東地方の千葉は葬儀の風習が色濃く残っている地域が多く、通常の葬儀の感覚で参列したらとんでもない常識はずれに思われてしまうことも。
必ず訪れる「葬儀」。
自分の家族や親族だけではなく、会社関係の人や友人・知人など参列する機会も多くなってきます。
葬儀に初めて参列することになった場合、マナーを知らなければ社会人としての品格が問われてしまいます。
■Check■マナーについての質問は葬儀会社(博全社)にも多く寄せられている
特に、関東地方の千葉は葬儀の風習が色濃く残っている地域が多く、通常の葬儀の感覚で参列したらとんでもない常識はずれに思われてしまうことも。
千葉での葬儀はマナーに細心の注意を払い、故人とのお別れを悔いなく行いましょう。
◎千葉の葬儀のマナー
千葉の葬儀で特筆すべき点は「前火葬」です。
前火葬の場合、お通夜が終わった翌日にさっそく火葬をしてしまうのです。
地域によってはお通夜の前に火葬を行うところもあります。
それを知らずに葬儀に参列して、故人の顔を見ることができなかったというケースが千葉の葬儀に散見されます。
もちろん前火葬についての案内があるとは思いますが、事前に故人の住んでいた地域が前火葬かどうかは知っておいた方がよいでしょう。
千葉市など一般的な火葬を行う地域も多いため、その場合は通常の葬儀のマナーに準じます。
また、お通夜に関しても千葉は一風変わっており、「夜伽」の風習があります。
お通夜は大体夕方6時~夜の9時ぐらいまでの間に行われますが、千葉でのお通夜は夜通し行われている地域があるのです。
ごく親しい人とご遺族や親族が、交代で寝ずの番をしご遺体を見守る「夜伽見舞い」と呼ばれています。
夜中じゅうやっているのであればいつ弔問していいというわけではありませんので注意しましょう。